青海・チベット鉄道会社によりますと、今年7月1日からテスト運行を始める予定の格爾木からラサまでの列車で、車内の酸素不足に備えて、拡散式酸素と酸素マスクを提供するサービスを設けるということです。
青海・チベット鉄道格爾木からラサまでの区間は全長1142キロメートルで、標高4000メートル以上の高原地帯にある区間は960キロメートルあります。うち標高5072メートルある唐古拉山の頂上を通るので、世界で最も標高の高いところにある鉄道と言えます。
鉄道沿線の年間の平均気温が零度以下で、空気中の酸素は平地の半分しかありません。そこで、車内の酸素不足を改善するため、二種類の酸素供給施設を設けています。会社では全体の酸素を80%まで増やす拡散式酸素と個別の旅客のために提供する酸素マスクを用意しています。 (原稿源:新華網 訳:謝東)
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