第1回EU・欧州連合・ラテンアメリカ諸国経済サミットは12日、ウイーンで閉幕しました。会議が発表した覚書は、経済分野における双方の協力には大きな潜在力がある、としています。
覚書は、さらに、「2005年におけるEUとラテンアメリカ諸国との貿易額は1250億ユーロという最高記録を更新した」と強調したものの、これはそれぞれの貿易額でごく一部を占めているに過ぎないと指摘しました。
出席した代表らは、経済協力のチャンスが絶えず増加していくとみていると同時に、2012年の貿易額は今の2倍になることを目指して、貿易条件の改善に尽力することを、各国政府に呼びかけました。
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