欧州委員会は4日、EU・欧州連合の17の加盟国に、天然ガスと電力市場の開放を求める催促状を送りました。
この催促状は処罰手続きの第一歩で、これらの加盟国が2ヶ月以内に欧州委員会を満足させる措置を取ることができなければ、欧州委員会は2回目の警告を出すことになります。なおも進展がない場合、欧州委員会はEU関連条例の違反を理由にこれらの国を欧州裁判所に提訴することになります。
EU エネルギー担当のピエバルグス副委員長は「EU 加盟国はEUの エネルギーに関する規定を完全に実施することは、EU のエネルギー供給及びエネルギー業界の競争力の確保にとって、極めて必要だ」と述べました。
|