2日間に亘って開かれたEU・欧州連合サミットは24日ブリュッセルで閉幕しました。会議は二つの議題で重大な進展を遂げました。一つは、各国がEUの共同のエネルギー政策の構築で合意したことで、もう一つは欧州委員会が提出したリスボン戦略の促進案を採択したことです。
会議に出席した25カ国の指導者は、今月欧州委員会が発表したエネルギー青書を討議した後、共同のエネルギー政策の実施に合意しました。エネルギー供給の安全を確保し、エネルギーの持続可能な利用を奨励するために、各国はエネルギー分野での協力と協調を強化し、エネルギー供給の多様化を実現します。会議で採択されたコミュニケは、EUの共同エネルギー政策を実施する具体的な措置と目標を述べています。
このコミュニケは欧州委員会が提出したリスボン戦略の促進案を採択すると共に、経済成長を促進し、就業チャンスを増やす一連の具体的措置を発表しました。
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