パレスチナ自治政府のアッバス議長は9日、ラマラでの記者会見で、「各派間の武装衝突の再発を厳しく禁止するよう治安部隊に命令を出した」と述べました。
アッバス議長はその際、「ハマスとファタハは、ガザ地区で流血衝突事件を何度も起こしているが、これは非常に遺憾であり、人々の心を痛めている。いま最も重要なことは財政危機を解決し、パレスチナ人民への封鎖を解除することだ。各派はこの闘争に精力を集中させ、混乱や衝突を引き起こすことをやめなくてはならない」と指摘しました。
パレスチナ自治政府のハニヤ首相も当日声明を発表し、緊急対話を実施し、いまの緊迫情勢を緩和させるようハマスとファタハに呼びかけました。
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