パレスチナ自治政府のアッバス議長は26日、「パレスチナとイスラエルとの和平プロセスがハマスの執政によりショックを受けても、私は辞任するつもりはない」と述べました。
イギリスのITVテレビは25日、アッバス議長へのインタビューの模様の映像を流し、アッバス議長はその際、パレスチナとイスラエルとの和平プロセスを私が推進できなければ、辞任を考えいると報道しましたが、ロイター通信はその報道で、アッバス議長は、26日イエメンの首都サヌアで「これらの報道は事実ではない。辞任するとはこれまで言ったことがなく。今後もこれについては言及するつもりはないと強調した」としています。
アッバス議長は、「全てのパレスチナ人は和平を望んでいる。ハマスもこれまで停戦協定を守り、情勢の安定を維持している。それに比べ、イスラエルこそが、和平の道を進んでいないのだ」と指摘しています。
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