青海大学所属の高原生命科学現地実験研究基地が6日、青海省の可可西里(ココシリ)で正式に設立されました。
この研究基地は、人体、動物、植物の高原医学基礎科学研究に利用されると共に、国内外の学者に医学における共同研究の場を提供します。今月15日には、この基地に初めて海外からの研究者として、フランスの高原医学研究者を迎えます。
研究基地のある可可西里(ココシリ)は青海チベット高原の奥地にあり、標高4600メートル、面積は4万5千平方キロメートルで、中国最大の無人の自然保護区です。ここにはチベットカモシカ、セツレンカなど珍しい動植物が生息していて、高原人体医学と高原動植物生命科学の研究に適した場所とされています。
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