北京市のある生物会社によって開発された「有機廃棄物発酵剤」は、動物の排泄物を短期間内で環境に優しい有機肥料に変えることができます。
ここ数年、急ピッチで集団化が進む養豚場や養鶏場によって、大量の動物の排泄物が生じています。これは農村部の空気の悪化や、川や湖の富栄養化を招いているだけでなく、地下水の水質まで脅かしています。
このほど開発した技術は家禽類の排泄物の処理に新しい手段を提供するほか、人の排泄物や農作物の茎などの処理にも応用することができます。
「有機廃棄物発酵剤」について、専門家は、これはわが国で知的所有権を持つ初の発酵剤だと位置づけた上で、「経済的、社会的、生態的な効果が著しい」と評価しています。
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