中国科学技術省の尚勇次官は29日北京で、中国とアメリカが遺伝子技術による伝染病の治療での協力を希望すると述べました。
尚勇次官はこの日に行われた「遺伝子革命、伝染病治療の新しい方法」というシンポジウムで発言し、「H5N1高病原性鳥インフルエンザや新型肺炎、エイズなどの伝染病は、世界の公共衛生と人類の健康をひどくを脅かしている」と指摘した上で、中国政府は、国際的協力によって、伝染病治療の科学研究能力とレベルを高めていくことを提唱し、中国とアメリカの科学者が現有の遺伝子技術成果で伝染病の治療について、交流を行うことは、世界の伝染病治療レベルの向上の面で大きな意義がある」と述べました。
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