中国、アメリカ、イギリス、フランス、ロシアの五つの国連安保理常任理事国の代表は5日、ニューヨークで、イラン核問題に関する決議草案について引き続き討議しましたが、大きな進展は見せていません。
ロシアの国連常駐代表であるキュルキン氏は、「ロシア側は安保理のすべてのメンバーが受け入れられる決議に達することができるよう希望しており、それによって、イランにはっきりとしたメッセージを伝え、政治的、外交的手段でイラン核問題を解決することを望んでいる」と述べました。
中国の国連常駐代表の王光亜大使は、これからの協議で意見の食い違いを解消するよう関係各国に希望しました。
イランのアハマディネジャド大統領は5日、アゼルバイジャンの首都バクーで、イランの核開発は平和的なもので、この分野での権利を引き続き堅持すると強調しました。(05/06)
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