4月22日、国家オリンピック体育センターで「五輪が北京にやってくる」と題するウォーキング大会が行われた。
イベントにはシドニー五輪女子20キロ競歩の金メダリスト王麗萍さん、ソルトレークシティー冬季五輪500M、1000Mショートトラック金メダリストの楊揚さんが参加し、数千人の北京市民が体育センターを一周回った。王麗萍さんは、「ウォーキングには、競歩のような緊張感はなく、楽しい。大勢の人ともにウォーキングを楽しみながら、2008年北京五輪の力になれて光栄だ。オリンピックの魅力は激烈な試合だけでなく、それが参加者の情熱によって作られることにある」と語った。
コースの沿線には1896年第1回アテネ五輪から2008年第29回北京五輪まで、各主催都市の紹介ボードが設置されていて、現代五輪の歴史を振り返ることができる。またゴール地点では「私も五輪を応援する」と名づけられたイベントが行われ、参加者が100M長の横断幕に、それぞれの思いと名前を書き入れた。最年少参加者の7歳の女の子は、「今から英語をちゃんと勉強する。そして、2008年の北京五輪の力になりたい」と力強い抱負を語った。
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