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朝鮮と韓国の代表団が22日、ピョンヤンで第18回閣僚級会議を行い、双方は両国関係の発展を目指す提案をそれぞれ出しました。
朝鮮側は、会談で5つの案を出しました。その第一は、両国の国民が自由に相手国の観光地を訪問できるような措置をとること。第二は、韓国が2007年1月から外国との共同軍事訓練を完全に停止すること。第三は、双方政府の代表団が今年の『南北共同宣言』発表6周年の記念活動を主催すること。第四、投資と協力が他の勢力に干渉されることなく、また地区や、規模の制限を受けないような措置を講じること。第五は、双方が団結して日本の朝鮮民族に対する自主権と尊厳を犯す活動に対応することという内容となっています。
これに対し、韓国は、朝鮮北部のタンチョンで"民族共同資源開発特別区"を設立すること、一日も早く双方の鉄道と道路を繋げること、漢江(ハンガン)河口水域を共同利用すること、将軍級の軍事会談と国防相級会談を引き続き行うことなどを提案しました。また韓国は一日も早く朝鮮半島核問題をめぐる6カ国協議に戻るよう朝鮮に呼びかけました。
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