朝鮮労働党中央の機関紙である「労働新聞」は13日論評を発表し、「朝鮮が核兵器を保有するのは完全に自衛のためだ。朝鮮の核兵器は平和を守る強力な盾である」と述べています。
この論評は「アメリカは朝鮮を『悪の枢軸』とし、先制攻撃の対象にしている。これは朝鮮への宣戦布告である。こうした状況の下で、朝鮮の核抑制力の強化は、国家主権を守る正当な行為である。朝鮮は「対話には対話で、戦争には戦争でという態度を取っている。ブッシュ政権が朝鮮敵視政策をとり続ければ、朝鮮は自衛的な核抑制力を強化するしかない」と述べています。
朝鮮は去年の2月にすでに、核兵器の保有を発表しました。その後、朝鮮は数回にわたって、その最終的な目的は朝鮮半島の非核化の実現にあると表明しました。現在、朝鮮とアメリカが金融制裁問題で、大きな意見の食い違いがあるため、朝鮮半島の非核化の実現を目指す6カ国協議は去年の11月から中止された状態にあります。
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