向こう5年間の中国自動車産業の発展方向を決める『中国自動車産業第11次五ヵ年発展計画綱要』がこのほど自動車業界の内部討議を経て、国家発展改革委員会の審議に提出されました。この『綱要』は今年の上半期正式に公布される見通しです。
『綱要』は向こう5年間の中国自動車産業に3つの任務を提出しました。第一は企業の自主的開発能力や技術革新の能力を高めること、第二は自動車産業の技術発展を促し、省エネや新エネ自動車製品の開発を早めること。第三は製品構造や組織構造の調整を行い、産業構造のグレードアップを促し、市場競争力の強い自動車グループを育成することです。
『綱要』はまた、中国の自動車産業の年間成長率が10%ほどと定めたほか、2010年までに、中国国内の自動車は5500万台に達し、1000人当たり40台の所有率で、国内自動車の市場シェアは60%に上るという目標を提出しました。
(04/18 新華ネットより 訳:劉叡琳)
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