中国の新聞『新京報』が伝えたところによりますと、今年の7月1日から、中国は独自の自動車に対する安全評価システムを導入し、主に乗員の安全を確保するための車の役割を検討することにしています。

　現在、中国では自家用車がすでに自動車消費の主体となっており、その安全性に対する要求もますます高まっています。この自動車安全評価システムには、車の正面や側面から衝突テストといった内容が含まれ、テストの結果に基づき点数を付けるとのことです。

　中国自動車技術研究センターの趙航主任は、「この評価システムができた後、メーカーはその結果に基づき車の設計を改善できるだけでなく、消費者もその評価結果を参考にして車を購入することもできる」と述べました。