イギリスのストロー外相とアメリカのライス国務長官は1日、イギリス北西部のブラックバーンで会談した後、両国がキューバにある米軍のグアンタナモ収容施設を閉鎖するかどうかについて、意見の食い違いがあることを認めました。
ストロー外相は、グアンタナモ収容施設を閉鎖すべきだとイギリス政府の立場を述べましたが、ライス国務長官は、必要がある限り、アメリカはグアンタナモ収容施設を閉鎖しないと述べました。
記者会見で、ライス国務長官は、「ブッシュ政権が旧フセイン政権を覆したことは、正確な戦略決定である」と強調すると共に、アメリカは、イラク問題を含む対外政策では誤りを犯したことがあると認めました。
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