イギリス外務省は28日、「変化中の世界に対応する主動的外交」と題する白書を発表し、向こう10年間のイギリスの外交活動の重点を述べ、中国、インド、ロシアなどの国々と戦略的な関係を確立する必要があることを提出しました。
白書は、「アメリカは引き続き世界経済の主導的地位を占めている。しかし、世界経済の発展におけるアジアの役割は絶えず大きくなっている。向こう10年間、日本は世界で2番目の経済国の地位を保つだろう。しかし、中国に追い越される可能性がある。東南アジア、アフリカ、南米地域の経済融合のテンポはそれぞれだ違うが、持続的に発展する。イギリスは中国、インド、ロシアなどが世界で重要な戦略的影響を持っていることを意識した」といています。
白書は、「全世界での中国の影響と責任は急速に拡大し、大きくなっている。中国と世界各国との関係、特にアメリカとの関係はイギリスの利益にますます重要な影響を与えている」と指摘しています。
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