ドイツのケーラー大統領とイタリアのチャンピ大統領は28日、ベルリンで、「両国政府は、欧州一体化プロセスの推進に引き続き力を入れていく」と表明しました。
ケーラー大統領は、チャンピ大統領と会談した後の共同記者会見で、「双方は、ユーロの実施をはじめとする欧州一体化プロセスが続くべきものであることで一致した」と述べました。また、「EU・欧州連合が労働力市場の問題など一連の挑戦に直面している。各加盟国は、対外政策と安全政策で立場を統一することを考えるべきだ」と強調しました。
これに対し、チャンピ大統領は、EUの発展と政治連盟の建設でドイツとともに努力すると語りました。
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