ドイツ外務省のベテラン外交官クリスチャン・シュヴァルツ・シリング氏は1月31日、イギリスのパディ・アシュダウン氏から職務を引き継いで、ボスニア・ヘルツェゴビナ平和履行会議の第5期上級代表に就任しました。
クリスチャン上級代表は、就任式で、ボスニアの改革とEU・欧州連合への加盟に力を入れると表明した上で、ボスニアがNATO・北大西洋条約機構平和パートナープロジェクトに参加するよう努力するとの意向を示しました。
ボスニア・ヘルツェゴビナ平和履行会議上級代表は、1995年から発効した平和協定「ディトン協定」で設置され、平和協定の履行状況を監視することを目的としています。
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