中国が研究開発した50トン級液体水素酸素エンジンは、15日、北京で試験を行い、成功を収めました。これは、中国の新型運搬ロケットに用いる基礎動力装置の研究が段階的な成果を上げたことを示しています。
中国国防科学技術工業委員会の羅格氏によりますと、このエンジンは中国国内で最大の液体水素酸素エンジンで、技術性能は安定し、コストも低く、新型運搬ロケットに用いる基礎動力装置となります。このエンジンは将来中国の衛星技術や宇宙探査活動などの発展で大きな役割を果たすと見られています。
中国が自主的に研究開発する新型運搬ロケットは2012年市場に投入される見込みです。
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