イギリスのブレア首相は3日、宗教を口実にしてイラク派兵に弁解を行ったため、イラクで死亡したイギリス兵の親族や野党の非難を受けています
ブレア首相は3日ITVの番組で、神はイラク戦争に対し最終的評価を下さるだろうとした上で、自分の良心に従い、キリスト教信者として信仰の導きによってイラクに派兵する決定を下したと述べましたが、これを受けて、イラクで死亡したイギリス兵の母親は、「ブレア首相の発言に心からの嫌悪を感じている」と語りました。
また野党である自由民主党のハリス議員は、「イギリスの政治体制は神に依拠するものではなく、民主的選挙によって選ばれた責任感のある政治家の決定に頼っている。ブレア首相の発言は、まったく世間をぞっとさせる」と語りました。
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