台湾の新聞『経済日本』がこのほど掲載した評論記事は、大陸の今度の5ヵ年計画が台湾企業家にビジネスチャンスを与えるとして関心を寄せています。

　経済日報の評論はこの中で、「大陸の5ヵ年計画の青写真が示しているように、大陸は発展の重点を西部地区に置き、長期的安定した西部開発のための資金ルートを設立しようとしている。つまり今後大陸の公共インフラ施設への資金投入は、相対的に西部地区に集中し、農村建設も多くの援助を得ることができる。これは台湾企業家にとってチャンスである。一方大陸東部地区は、現在台湾企業の投資が相対的に集中した地区であるが、この地区について、今後、自主的刷新、経済構造のグレードアップなどで発展を促すことになっている。これは、これらの地区での市場競争が更に激しくなることを物語っている。これは多くの台湾中小企業にとって一段と激しい挑戦に直面することを意味している」と述べています。