中国の王光亜国連大使は14日、アフガニスタンをめぐって行われた安保理会議で発言し、アフガニスタンの平和的復興について中国側の立場を述べました。
王光亜大使は、その際、「アフガニスタンは、ボン合意が定めた政権の移行プロセスを果たし、近代国家の政府体制を初歩的に確立したものの、その平和的復興は、依然として様々な困難と挑戦に直面している。こういう状況の下で、アフガニスタンは社会の安定と発展を目指し、それを主な任務とし、各分野の基礎建設に力を入れるべきだ。一方、国際社会は、引き続きアフガニスタンに関心をよせ、援助提供の承諾を履行すべきであり、国連は、その中で主導的で、協調的な役割を果たすべきだ」と述べました。
王大使は、さらに、「中国はアフガニスタンの友好的隣国として、平和的復興に注目している。中国政府は、互恵協力の原則に則って、引き続き援助を提供し、協力していく」と語りました。
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