EU・欧州連合の25ヵ国の外相は11日、オーストリアのザルツブルクで西バルカン諸国の外相と、EU拡大問題を巡る協議を行った後、「EUは、最終的には西バルカン諸国に正式な加盟国の地位を与えるだろう」と承諾しました。
これら西バルカン諸国とはクロアチア、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、アルバニアの五ヶ国ですが、EU加盟国の外相はこの五カ国外相と協議を行い、その後の記者会見で、EUの議長国であるオーストリアのブラスニク外相が、「これらの国がEUに加盟することは、EU自身の発展にとって必要である」と述べました。
欧州委員会のオリ・レーン拡大担当委員は、これについて「西バルカン地区の転換は、EUの安全と安定にとって極めて重要であり、西バルカン諸国はヨーロッパの主流に融合すべきである」と述べました。
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