国連のアナン事務総長は8日安保理に提出した報告書で、「イラク各地では、暴力活動が相次いで発生したことから、国連の職員は襲撃の目標となり、イラクでの国連の活動計画はずっと影響を受けている」と述べました。
アナン事務総長は、「イラクが自治の国となり、イラク当局とアメリカ軍の指導している多国籍部隊が安全を守るため大きな努力を払ってきたにもかかわらず、武装勢力は、ますます複雑になり、暴力活動を持続的に行う能力を持っている。このような不安定な要素は、国連のイラクでの効果的な活動を酷く妨害している」と述べました。
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