アメリカを訪問中のロシアのラブロフ外相は7日ワシントンで、「パレスチナイスラム原理主義組織ハマスは、中東和平に関する『ロードマップ』及び『土地・平和交換』の原則に興味を覚えている」と述べました。
ラブロフ外相は当日、アメリカのライス国務長官と会談した後、「ハマスの指導者はすでに、中東和平に関する『ロードマップ』についてのその立場を表明し、中東問題関連四者である国連、アメリカ、ロシアとEU・欧州連合が提案したこの計画を条件なしで認めたいとロシア側に表明した」と述べました。
ラブロフ外相は、また、「ハマスはすでに、国際社会がパレスチナに提供した援助をインフラ整備に使用し、これを公開することを約束し、このために国際的な監督メカニズムを構築させ、援助資金が流用されないよう保証するとロシア側に承諾した。また、ハマスはパレスチナ自治政府のアッバス議長の指導権を尊重するとも表明した」と語りました。
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