ロシアのプーチン大統領の招きに応じて、パレスチナ原理主義組織ハマスの代表団が3日モスクワ入りし、ロシアに対する訪問を開始しました。
代表団の団長を務めるハマスの指導者メシャール氏はモスクワ空港でステートメントを発表し、ロシア側の中東問題調停での特殊な役割を高く評価した上で、「ハマスはこの訪問を国際社会と協力するスタートだと見なしている。訪問の中で、ロシアと国際社会の立場に耳を傾き、国際社会にもハマスの立場を表明したい。」と述べると共に、「パレスチナ人民は地域の平和を願っている。しかし、平和はイスラエルのパレスチナへの占領を停止した後始めて実現できるものだ」と強調しました。
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