ロシアのラブロフ外相は3日、モスクワで、ロシアを訪問中のパレスチナ・イスラム原理主義組織ハマスの指導者メシャル氏と会談を行いました。
ラブロフ外相は会談後、「会談では、『ハマスはイスラエルを認め、関連各側が達した各協定を受け入れなければならない』という中東問題関連四者の立場をメシャル氏に伝えた。しかし、アメリカ、EUと国連はハマスが示したすべての意見に真剣に耳を傾けなければならない」と述べました。
一方、メシャル氏は、「もしイスラエルが1967年戦争前の境界線に戻り、パレスチナ難民のふるさとへの帰還を許可し、隔離フェンスを撤去し、拘束されたパレスチナ人を解放すれば、ハマスはそれ相応の措置を講じて両国の和平を実現させる」と述べました。
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