国連の高官、上海協力機構事務局長と一部諸国の政府はこのほど談話や声明を発表し、一つの中国の政策の原則堅持を表明すると共に、陳水扁氏による「国家統一委員会」の活動と「国家統一綱領」の適用終止発表という分裂の言動を非難しました。
国連の事務次長でもある国連人間居住センターのティバイジュカ事務局長は3日、「国連人間居住センターは一つの中国の原則を実施する。台湾当局のやり方は中国人全体の根本的利益に背き、この地区の平和と安定に不利である」と指摘しました。
上海協力機構の張徳広事務局長は4日声明を発表し、「上海協力機構は一つの中国の原則を堅持し、また各加盟国の国家統一と領土保全を維持する原則的立場を支持し、さらにこの面での協力を強め、この地区の平和、安全と安定を確保していく」との姿勢を表明しました。
このほか、ジンバブエなどのアフリカ諸国、パキスタンなどのアジア諸国と一部の欧州諸国もそれぞれの形式で、陳水扁氏の分裂の言動を非難し、一つの中国の原則を堅持していくことを改めて表明しています。
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