ウクライナのエハヌロフ首相は2日メディアに、「ウクライナは自らの核廃棄物貯蔵庫を建設し、現在、適切な場所を選んでいる」と明らかにしました。
ウクライナのインタファックス通信によりますと、エハヌロフ首相はその際、「これまで、ウクライナの核廃棄物はロシアに移送・保存されていた。しかし、ロシアの法律にしたがって、2008年から、核燃料を使用する国は自らその廃棄物を保存しなければならない。このため、ウクライナは自らの貯蔵庫を建設する必要がある。ロシアに保存されていた核廃棄物も2011年から国内に運ばれるので、今からこれらの廃棄物を処理する方法を考えなければならない」とした上で、「ウクライナは今後核燃料サイクルのための一部の施設を建設するつもりがあるが、ウランの濃縮は行わない」と明らかにしました。
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