ウクライナを訪問中のアメリカのトンプソン商務次官は18日キエフで、「アメリカ政府はウクライナとの核燃料生産協力プロジェクトをこれからも実施していく」と表明しました。
これはトンプソン商務次官がウクライナのエハノロフ首相と会談した際述べたもので、トンプソン商務次官はその際、「アメリカ政府は、去年の11月ウクライナ政府からの関連協力プロジェクトを引き続き実施して行きたいとの書簡を研究した上で、この決定を下したものだ」と述べました。
アメリカとウクライナの核燃料の協力生産は10年前から始まったもので、1996年には両国の核燃料生産合弁企業がウクライナにできています。このプロジェクトに必要な資金などは全てアメリカ政府が負担していましたが、アメリカ側がビジネスルートによる資金募集を堅持したため、このプロジェクトは2003年に中断されました。
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