国家林業局の賈治邦局長は27日、国務院新聞弁公室で行われた記者会見で、台湾に贈る予定のパンダ「団団」と「円円」について、台湾の飼育機関が代償として大陸部に多額の費用を支払う、との報道を否定した。賈局長は、パンダは無償で台湾に贈られることを重ねて述べた。
台湾の一部メディアは、台湾担当部門からの情報として「パンダ飼育を申請した部門は大陸部に毎年3500万元の飼育基金を払わなければならない」と伝えていた。これに対し、賈局長は「何の根拠もない」と否定している。
賈局長は「われわれが早くから明確にしてきたことだが、大陸部から台湾へのパンダ贈呈は、同胞としての親愛の気持ちを示す善意の行為であり、無償で、いかなる条件もつけない。パンダ飼育棟の建設と飼育技術についても無償援助を行うつもりだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」
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