四川省の臥龍にある中国最大のジャイアントパンダ保護基地??中国パンダ保護研究センターはこのほど、一歳半のパンダ4頭を放し飼いにしました。
これらパンダは、餌探しと自己保護など野外での生存能力を高めるトレーニングを受けます。
ジャイアントパンダは、人工飼育の時間が長いとその本来の野性を失ってしまうことから、飼育されているパンダを自然に帰すことは、その数の増加と遺伝の多様性などにプラスとなります。
「生きる化石」と呼ばれるパンダは、世界でも絶滅に瀕している動物の一種で、いまわずか1000頭余りいる野生のパンダは、中国の四川省と陝西省に生息しています。
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