山東省の済南動物園に住む雌のジャイアントパンダ「桃桃」は、中国国内の高齢パンダのうちの1頭で、今年34歳になる。「桃桃」は、白内障で目がほぼ見えないが、嗅覚は衰えておらず、食欲も比較的あるという。専門家は、「桃桃」の寿命を延ばすために、栄養豊富な流動食を用意しているが、「桃桃」が一番好きなのはササの葉だ。春節(旧正月)前夜の年越しの食事にも、「桃桃」のために、中国北部では手に入りにくい新鮮なササの葉を用意する予定だ。
「人民網日本語版」