アメリカのバーンズ国務副長官は27日ワシントンでの記者会見で、核問題を解決するために国際社会と交渉を行うようイランに督促しました。
バーンズ副長官は、その際、「イランはEU・欧州連合の代表であるイギリス、フランス、ドイツの3ヶ国、或いはロシアや他の国と真剣に交渉を行うべきだ。またアメリカの目的は、イランの核兵器開発を阻止することであり、アメリカの外交的斡旋は、すべてこの目的のため行われている」と改めて強調しました。
ロシアが打ち出したイランのウラン濃縮作業のロシア国内での実施という案について、バーンズ副長官は、「この案は、交渉の進展を促進している」としたものの、この案をアメリカは完全に受け入れるとは言ってはいないと強調しました。
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