アメリカのライス国務長官は23日、「核問題についてイランと交渉を行う期限はすでに終わり、イラン核問題を国連安全保障理事会に提出しなければならない」と述べました。
これはライス国務長官が当日ワシントンで、アメリカ訪問中のイタリアのフィーニ外相との会談後にのべ述べたものです。ライス国務長官はさらに、「イランとヨーロッパ諸国の交渉はすでに行き詰まりに陥り、これ以上斡旋する余地がない」との考えを示しました。
アメリカがイランに対し、武力を行使するかに言及した際、ライス国務長官は「アメリカは現在、外交手段でイラン核問題を解決することに尽力しているが、アメリカはイランに対するあらゆる制裁手段を否定しない」と表明しました。
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