チュニジア訪問中のイラン特使であるムサヴィ副大統領は23日、「イランはIAEA・国際原子力機関の原則の枠組み内で核研究を行い、それを平和的な目的にだけ用いる」と強調しました。
ムサヴィ副大統領は当日、チュニジアのベン・アリ大統領と会談を行い、イランのアフマディネジャド大統領の手紙を手渡しました。会談後の記者会見の席上、ムサヴィ副大統領は「イランはヨーロッパ諸国とイランの核問題について交渉を行うことを歓迎する」と述べました。
ベン・アリ大統領は会談で、「チュニジアは平和的に核エネルギーを利用する一貫した立場を堅持する。すなわち、国際的協議とIAEAが規定した条件を完全に尊重する範囲内で、核エネルギーを平和的な発展に用いることだ」との考えを示しました。
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