サウジアラビア、エジプト、イエメン3カ国は17日、関連各側が引き続きイランと交渉し、対話を含めた外交手段を通じてイラン核問題を解決するようそれぞれ呼びかけました。
サウジアラビアのアブドラ国王は、17日夜、同国を訪れているアメリカのチェニ?副大統領と会談した際、特にイラン核問題を討議しました。関係者によりますと、イラン核問題に関して、アブドラ国王は、「交渉により多くのチャンスを与える必要がある」とし、すぐ国連安保理に付託するのではないとの考えを示したとのことです。
別の報道によりますと、チェニ副大統領はこの日カイロで、エジプトのムバラク大統領と会談した際も、イランの核問題に触れたとのことです。これについて、エジプト大統領官邸のスポークスマンは、IAEA・国際原子力機構の枠組み内でイラン核問題で合意することをエジプトは望んでいると述べました。
イエメンのカルビー外相も当日声明を発表し、軍事手段によるイラン核問題の解決に反対することを、明らかにしました。
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