アメリカのライス国務長官は19日、ワシントンで、アメリカを訪問中の韓国のパン・ギムン(潘基文)外交通商相と会談を行いました。会談前、双方は、「朝鮮半島の非核化を実現するため、朝鮮は一日も早く6カ国協議に復帰すべきだ」と述べました。
ライス国務長官はその際、「アメリカと韓国はいずれも、前提条件をつけずに6カ国協議に復帰するよう朝鮮に促している。国際社会が朝鮮半島の非核化を望んでいるから、朝鮮は核兵器計画を放棄しなければならない」と語りました。
パン・ギムン外交通商相は、「ライス国務長官と共に、6カ国協議が当面ぶつかっている難局を深く討議し、朝鮮が一日も早く6カ国協議に復帰するよう希望している」と述べました。
別の報道によりますと、朝鮮中央通信は17日論評を発表し、「アメリカは真に6カ国協議の再開を希望するならば、朝鮮に対する制裁を直ちに解除すべきだ」と指摘しました。
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