韓国のハン・キムン（潘其文）外交通商相は9日、「今回の六ヶ国協議の重点は第4回協議で達成した共同声明をいかに実行するかということだ」と述べました。

　これは当日行われた韓国外通商省の記者会見で述べたもので、ハン・キムン外交通商省はその際「第5回六ヵ国協議では、朝鮮半島の核問題解決プロセスを速めるための基盤をつくるため、各国は共同声明の実行方案について意見を十分に交わし、それぞれの方案を修正する。まもなく、プサン（釜山）で開かれるAPAC・アジア太平洋経済協力会議の非公式首脳会議における正式テーマに朝鮮の核問題は含まれていないが、出席者はこの問題について意見を交換する可能性がある」と述べました。