アメリカ国務省のマコーマックスポークスマンは9日、朝鮮半島核問題の6カ国協議に早期に復帰するよう朝鮮に求めると同時に、「アメリカ側は代表を派遣し、この問題について、朝鮮側と連絡する」と述べました。
マコーマックスポークスマンは、去年からアメリカが朝鮮に対し、経済制裁を実施するのは朝鮮核兵器の撲滅とは関係ないと表明し、さらに「アメリカは自身の利益を確保し、不法活動を抑制するため、朝鮮に対する制裁行動を続ける」と述べました。
2005年11月、朝鮮半島核問題第5回6カ国協議の第2段階会議は北京で行われました。これに先立って、アメリカは「偽札製造」、「マネーロンダリング」、「麻薬密輸」などの理由で、8社のアメリカ駐在の朝鮮会社の資産を凍結した上、朝鮮に対し金融制裁を実施しました。これに対し、朝鮮は9日、「アメリカは朝鮮に対する金融制裁を解消しなければ、朝鮮は核計画廃止の問題についてアメリカと討議を行うことはない」と再度表明しました。
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