イランのアフマディネジャド大統領は18日、フランス、イギリス、ドイツが国際原子力機関の理事会会議開催に備えて起草したイラン核問題に関する決議草案は「政治的な動機に基づくものだ」と指摘しました。
これは、アフマディネジャド大統領が当日イランを訪問中のタジキスタンのラフモノフ大統領と会談を行った後、記者団に語ったものです。
伝えられるところによりますと、ドイツ、フランス、イギリス3カ国はその決議草案で、IAEA、国際原子力機関と協力して核兵器開発疑惑をはっきりさせるようイランに要求すると同時に、この決議の副本を安保理に提出するようIAEAのエルバラダイ事務局長に求めたということです。
別の報道によりますと、イラン最高安全保障委員会の事務局長でもあるラリジャニ核交渉首席代表は18日、メディアのインタビューに答えた際、「イランは、EUとの交渉の中で妥協していく」と述べました。
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