イラン最高安全保障委員会の高官バエディ氏は17日、すぐイランとの核問題の交渉を再開するようEU・欧州連合に促しました。しかし、イギリスの対応は冷たいです。
当日、ウィーンに駐在しているイラン高官の話によりますと、バエディ氏はすでにイギリス、フランス、ドイツ3カ国に書簡を送り、交渉を「すぐ再開する」ことを働きかけました。その中で、バエディ氏は、「イランの核エネルギー平和利用計画への関連各側の懸念を交渉や対話を通じて解消したい」とのイラン側の考えを示すと共に、対話を通じて解決の糸口を探ると、イランの立場を表しました。
これに対し、匿名希望のあるイギリス高官は、「イランの提案の中身は空っぽであり、交渉の再開は不可能である」と述べました。
|