日本僑報社と日中交流研究所が主催する第1回日本人中国語作文コンクールは、募集から8カ月間の審査や2次評定などを経て、28日に受賞者36人を正式に発表した。中国新聞社のウェブサイト「中国新聞網」が伝えた。
同コンクールは2005年4月に応募を始め、同9月末の締め切りには計243篇の応募があった。このうち日本からは38都道府県から230人が応募。中国国内は北京、大連、重慶、杭州など5都市から13人。さらに3大学の中国語教師が学生に呼びかけ、団体で参加した。応募者の職業は、学生120人、社会人123人と、ほぼ半々だった。
36人の受賞者のうち、最優秀賞2人。学生からの最優秀賞は、大東文化大4年の上原麻美さんの「永遠の親友」。上原さんが山東省山東大学で中国語を学んだときの体験を綴った。社会人からの最優秀賞は、住友信託銀行の派遣社員、中川知美さんの「緑??2冊の辞典と私」。北京に旅行した際、あるタクシー運転手との交流を通じ、中川さんが中国語を積極的に学ぶよう励まされたことを紹介し、中日友好の生き生きとした場面を描いた。
受賞者の最年少は沖縄在住の高校生で、最高齢は73歳だった。最優秀賞以外の受賞は、1等4人、2等10人、3等20人。
受賞作品は日中対訳で、日本僑報出版社が「私たちは永遠の友達」の題名で2006年2月に出版する予定。(編集CS)
「人民網日本語版」 2005年12月30日
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