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韓朝閣僚級会談について
   2005-12-13 15:04:05    cri

 朝鮮の権浩雄(クォン・ホウン)内閣責任参事は13日に代表団を率いてチェジュに到着し、そこで開かれる予定の第17回南北閣僚級会談に出席することになっています。これは、韓国と朝鮮双方による今年3回目の、また今年度最後の閣僚級会談となります。向こう一年の両国関係に大きな影響を与える今回の会談は、各界から注目を集めています。

 閣僚級会談は韓国と朝鮮、両国政府間の最高レベルの会合で、主に2国間関係の問題をめぐって協議することになっています。韓国代表団の金千植(キム・チョンシク)スポークスマンによりますと、今回の会談では、南北関係発展の成果を評価することが主な議題で、また、今後の関係発展の先行きについて検討し、共通認識の達成が期待されているということです。金千植(キム・チョンシク)スポークスマンは、さらに、「韓国は、南北関係の発展や朝鮮半島の平和繁栄に関する構想を提起し、朝鮮側と関連の協力計画について協議したい。双方は、朝鮮半島の核問題について腹を割って意見を交換し、第5回6カ国協議第2段階会合の早期再開、及び会合で進展を遂げるために、必要な交渉をする」と述べました。

 去年7月、朝鮮半島の内外情勢の変化により、韓国と朝鮮の政府間対話が全面的に中止されました。今年上半期、韓国と朝鮮双方は情勢を見据えて、チャンスを捕えて対話を回復させ、双方の和解と協力プロセスをさらに深めました。また、双方は8月にソウルで、朝鮮半島の日本植民地支配脱出60周年記念イベントを共同で主催しました。期間中、朝鮮代表団は初めて韓国の国立共同墓地を参拝しました。それから、双方は第16回閣僚級会談で、互いのイデオロギーや政治体制を承認し合い、それを尊重することで合意に達し、朝鮮核問題においても韓国側は柔軟な立場を示しました。

 閣僚級会談で得た共通の認識を着実に実施するため、双方は今年、離散家族の再会事業を2回行い、テレビ電話による対面を実施したほか、離散家族面会所の建設工事も8月末からクムガンサンでスタートしました。双方は、今月末までにソウルとケソンの直通電話を開通させる予定だということです。

 しかし、朝鮮半島の冷戦状態はまだ解決されていません。それは韓国と朝鮮の関係に大きな影響を及ぼすことになります。閣僚級会談はいまだ、2国間関係における一部の問題を解決することができていません。最近、金融制裁問題が朝鮮とアメリカの間に新たな争いを引き起こし、朝鮮はアメリカに強い反発を示していました。この事態も6カ国協議の早期再開にとって障害となりました。韓国はその間をうまく取り持つことができるかが、今後の注目です。

 閣僚級会談の先行きについて、金千植(キム・チョンシク)スポークスマンは、「最近の情勢から見て、今回の会談を楽観視することはできないが、南北は相互の信頼と理解を深め、いい成果を収めるよう期待している」と表明しました。

朝鮮
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