中国における内外企業の地域本部設置状況を明らかにした初めての青書「中国地域本部経済青書」が4日正式に発表されましたが。この青書から、この地域本部経済が中国で良好なる発展の勢いを呈していることが見て取れます。
この地域本部経済とは、一つの地域のその特有資源のもつ強みを利用し、多くの内外企業の地域本部を誘致する地域的な企業の集中的配布のことですが、多くの企業がこの地区に地域本部を置くことにより、この地域の知名度や信頼度がたかまり、またビジネス的環境をいっそう確かなものにし、さらには都市の国際化プロセスを加速できるというものです。
この青書は、経済発展レベルの高い中心的都市は地域本部経済の発展では主導的な力を有し、多国籍企業は地域本部経済の発展を推し進める上で重要な勢力となっているとした上で、35の主要都市の地域本部経済の発展能力を評価した結果、上位の5都市には北京、上海、広州、深圳、成都がランクされました。
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