携帯電話の世界トップメーカー・ノキアは1日、フィンランド・エスポー市の本社で、今後は中国広東省東莞市にある工場の規模を拡大し、増え続ける世界の携帯市場ニーズ、特に中国・アジア市場のニーズに対応していく方針を明らかにした。
ノキアの計画では、東莞市の工場を新たに拡張して、2006年第3四半期から操業を開始する。拡張部分をフル稼働させた場合、従業員数は約1900人に達する。同工場の生産量増加は、急成長する中国・アジア市場におけるノキアの競争力強化のほか、現地の雇用創出にも役立つとみられる。
ノキアは現在、世界に9つの携帯電話工場を持つ。中国には研究開発機関6カ所と生産基地4カ所があり、従業員数は約6千人に上る。(編集KS)
「人民網日本語版」
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