台湾の貿易当局はこのほど、大陸部との貿易に関する9月分の情勢分析を発表した。同データによると、今年1~9月、台湾・大陸部間の貿易額は518億1千万ドル(前年同期比15.1%増)で、台湾の貿易額に占める割合は19%(同1ポイント増)だった。貿易収支は227億7千万ドル(同6.5%増)の黒字。
1ー9月の台湾から大陸部への輸出額は373億ドル(同12.3%増)で、台湾の輸出額の27.2%(同1.3ポイント増)を占めた。大陸部から台湾への輸入額は145億1千万ドル(同22.8%増)で、輸入額全体の10.7%(同1ポイント増)。
同時期、台湾から大陸部へ輸出される主な品目のうち、電器機械設備と光学製品が44%を占めた。分析によると、世界の電子産業が徐々に好景気に向かい、電子製品関連の注文が大幅に増加したことで、台湾から大陸部への輸出の伸びも促された。一方、鉄鋼、プラスチック、ゴム、有機化学品などの業界では、大陸部の自給率向上や国際原料価格の低下により、大陸部への輸出の伸びが鈍化している。(編集KS)
「人民網日本語版」
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