フランスのシラク大統領は3日、マリの首都バマコで開催されている第23回フランス・アフリカ首脳会議で、2010年までにアフリカ連盟の平和維持部隊の設立を支持すると表明しました。
その際、シラク大統領は、「現在、アフリカ駐留のフランス兵士は1万人余りいるが、その中の4000人がコートジボアールで平和維持活動をしている」と指摘した上で、「フランス政府は、そのアフリカ駐留部隊を新しい情勢に適応させていく一方、アフリカ連盟がアフリカ大陸の平和と安全を維持するため、自らの平和維持部隊の設立を支持する」と述べました。
シラク大統領は、また、「アフリカ諸国政府の要請に応じて、フランスがアフリカで軍事基地を建設し、確立された厳密なシステムが緊急事態の対応に効果的で必要な条件を提供している」と指摘しました。
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