シリア外務省は22日、声明を発表し、政府は国連のアナン事務総長に対し、レバノンのハリリ元首相暗殺事件を調査する国際調査委員会との覚書調印に協力するよう、働きかけていると、明らかにしました。
声明は、21日、シャラ外相がそれぞれアナン事務総長と安保理に書簡を送り、シリアは調査委員会に協力すという合意を遵守することを再確認した上で、シリアの国家主権と国民の権利が必ず擁護されなければならないと強調しています。また、混乱を避けるため、シリアと国際調査委員会は協力覚書で調査の原則と基準を定めるべきだとしています。
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